今日のツクールMZスクリプト【15】・ループfor、ピクチャの一括消去

ループは
break;
を使うことで止めることができます。

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5でとまる

5まで出力したときに、ifの条件が当てはまり、
break;
の処理が行われループが止まる。

 

■ループ(for)

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ループはwhileのほかにforが使われます。(おそらくこちらが一般的)
最初から繰り返す回数が決まってるときなどに使う。

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インクリメント式とは、5、6回とかでやった++と省略できる演算式のこと。
iはカウンタ変数と呼ばれる。

 

配列の繰り返し処理などにも使える。

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配列の繰り返し処理

 

■ループ(for-in)

配列の繰り返し処理はもっと簡単に表記することができる。

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for-inはオブジェクトにも使える

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let unko = {bbb:1 ,ccc:2};

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上の例では、変数『property』にプロパティ名『bbb』と『ccc』が入る。
どちらが先に出力されるかは順不同のため注意。

 

■ループ(for-of)
for-ofは配列でしか使用できない。

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for-inとの違いは、変数に添字ではなく要素自体を入れる。
今回の場合はdataにunko変数の要素を入れている。

 

■ピクチャの一括消去

for構文を使うことで、グローバル変数を用いることなく

一括でピクチャの消去を行えます。

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今回は初期値0、i<20の条件式にしているので、

0-19のピクチャを一括で消去します。

コマンドについては前々回のものを参考に。

eraseは消すという意味です。消しゴムのeraserからもそんな意味だと思う。